【マイ・インターン】デ・ニーロのチャーミングさがたまらない映画(映画ネタバレなし感想)
公開日:2015/11/23 更新日:2020/02/09同僚から勧められた『プラダを着た悪魔』がめっちゃ面白くて、『マイ・インターン』もめっちゃ面白いと聞いたので、見に行ってきた。
男一人で。
『プラダを着た悪魔』の続き、なんて宣伝も見たけど、やっぱりちょっと違った。
宣伝だとアン・ハサウェイが主人公のように取り上げられているけど、全然違うからね。
むしろ、ロバート・デ・ニーロの映画です。
ベテランの凄みみたいのが滲み出すぎてて、存在感ありまくり。とにかくチャーミングでほっこりする映画だった。
映画「マイ・インターン」がどんな内容だったか、感想とともに書いていきたい。
目次【記事の内容】
「マイ・インターン」の概要
2015年製作/121分/G/アメリカ
原題:The Intern
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ナンシー・マイヤーズ
「マイ・インターン」のキャスト
ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ
映画『マイ・インターン』予告編(120秒)【HD】2015年10月10日公開
「マイ・インターン」のあらすじ
ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり……。
シネマトゥデイ
「マイ・インターン」の感想
『プラダを着た悪魔』を見てなくても楽しめる映画
完全にオリジナルのストーリーで、『プラダを着た悪魔』を見てなくても全然楽しめた。
“ハートウォーミングな映画だろう”ぐらいにしか期待してなかったが、まさかこんなに笑わせてくれるなんて。
ひたすらチャーミングなロバート・デ・ニーロ
この映画、とにかくロバート・デ・ニーロが可愛い。
絵に描いたような紳士的な男性で、誰にでも思いやりがあって、落ち込んだ同僚がいたら優しく励まし、ここぞというときにはにらみを利かせ、毅然と振る舞う。
その一つ一つの表情、所作がすごく自然で、観客であっても彼といっしょに働きたいなとファンになってしまう。
居候させてあげるときに自身が言った台詞の通り、“みんなのおじさん”となって登場人物すべてを見守り、複雑な心情や関係性などをほぐし、自分は決して前に出ずにみんなをリードしていくその姿はかっこよすぎ。
日本の高齢者雇用のあり方を指し示しているんじゃないか。
アンタ、最高だよ。まさにナイス・シニア。
『プラダ』と『マイ・インターン』。似ていて異なる感じ方
どちらも『働く女性の応援映画』だけど、「プラダ」は仕事そのものにフォーカスを当てて、前向きになれる、元気をくれる感じ。
「マイ・インターン」は家族や働く仲間など人にフォーカスしていて、ユーモアや思いやりなどから、全体的に温かみのある、癒しのような映画になっている。
彼女と見るのもいいけど、親と見ても楽しめる、本当に素敵な映画。
同僚は3回見たらしいけど、これなら、もう1回見たい。
ちなみに、『プラダ』の予告編はこんな感じ。
プラダを着た悪魔 予告編 The Devil wears Prada
テーマ、ストーリー、キャスト、映像、衣装、音楽…。すべてがクオリティ高くて男性でも最後まで楽しめる名作。
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!