【GReeeen】4人の学生が夢を叶えた奇跡のライブ。1日限りのGReeeeN10周年記念ライブ感想
公開日:2017/01/09 更新日:2020/01/23昨日友人に誘われて、GReeeeNの10周年ライブ「あっ、リーナ、ども。はじめまして。『クリビツテンギョウ!? ル〜デル〜デ♪』」(埼玉スーパーアリーナ)に行ってきた。
いやぁ、すごかった。GReeeeNは前から結構好きで聞いてたんだけど、聞いてて当時のことを自然と思い出した。
彼らは4人とも歯学部の大学生だったときに結成したんだけど、周りから歯医者との両立を反対されながらも自分たちの夢を叶えた、その想いと言葉たちが曲に乗って心に響く、素晴らしいライブだった。
GReeeeNって、痛いぐらい青臭くて、愚直なまでに真っ直ぐだよね。なんか眩しくて、自分の心に直球で歌詞が届いて、問いかけてるかのように伝わってくる。そこがいいんだよね。
目次【記事の内容】
- GReeeeN 10周年ライブ オープニングアクト①:音楽アプリnanaとのコラボオーディション企画
- GReeeeN 10周年ライブ オープニングアクト②:よさこい踊り
- GReeeeN 10周年ライブ オープニングアクト③:映画「キセキ −あの日のソビト−」から “グリーンボーイズ” の登場!
- そして、ついにGReeeeN登場‼︎
- ライブで初めて聞いてよかった曲
- アンコールでまさかの演出
- ファンへのメッセージ
- ライブが終わって
GReeeeN 10周年ライブ オープニングアクト①:音楽アプリnanaとのコラボオーディション企画
音楽アプリnanaとのコラボオーディション企画というのがあって、オリジナルの曲を作って投稿して、勝ち残った一般の人がみんなの前で自分の曲を歌ってた。会場1万6,000人だからね。みんな緊張しただろうけど、堂々と歌っててすごかった。
観客も親子、友達で来てるのが多くて、10代とか20代とか若い子が多かった。きっと小さい頃に聞いて、ファンになってるんだろう。隣のお母さんは20代くらいの子供と来てて、いっしょに応援してて微笑ましかった。
歌詞とか曲がストレートだからか、真面目な感じの人が多かった。歌ってた一般の人はみんなよく知らない人のはずなのに、司会者に言われるまでもなく、最初の人からグリーンのペンライトを振って、応援してたからね。
GReeeeN 10周年ライブ オープニングアクト②:よさこい踊り
リーダーのHIDEが一時期高知県にいたということで、「この地へ〜」という楽曲を提供したらしく、この曲をバックに、会場いっぱいによさこい踊りの人たちが踊ってた。また、この曲がめちゃくちゃ良かった。
GReeeeN 10周年ライブ オープニングアクト③:映画「キセキ −あの日のソビト−」から “グリーンボーイズ” の登場!
1/28(土)からGReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生秘話をテーマにした映画「キセキ −あの日のソビト−」が上映されるということで、この日は映画に出演した “グリーンボーイズ” の菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮が出演した。
スクリーンに「お先に失礼します。by グリーンボーイズ」とテロップが流れると、4人が中央のステージに登場して、会場は超大盛り上がり。
菅田くん、歌上手いのね。歌声と歌い方から彼の実直さが伝わってくるようで、すごいよかった。 ステージで普通に「すげぇ」とか言っちゃってるし。素が見えて、みんな笑ってた。ピースフル。
映画『キセキ -あの日のソビト-』予告編
そして、ついにGReeeeN登場‼︎
そして、GReeeeNが登場。彼らは覆面なので、どういう演出になるんだろうと思ってたら、スクリーンに彼らのアバターみたいなのを投影させてた。HIDEがジャンプすると、上にある別のスクリーンから映画のパンフレットが落ちてきたり、スクリーン同士を連動させたり、映像を活用した演出だった。
演奏中も歌詞を流す専用のスクリーンがあって、曲と歌詞をいっしょに楽しめた。過去にあった嫌なことや、これからの夢のことを言われているのかと錯覚するぐらい、ドンピシャな歌詞が何度も流れて、何回もこみ上げて感情揺さぶられた。
10周年記念ということで、「キセキ」に始まり、ヒット曲のオンパレードだった。セットリストはこんな感じ。
- キセキ
- パリピポ
- weeeek
- あいうえおんがく
- オレンジ
- UNITY
- ソラシド
- 扉
- ソビト
- 僕らの物語
- 遠くの空 指さすんだ
- 愛唄
- 暁の君に
- Green boys
- 虹
- 花唄
- イカロス
- 旅人
- 笑顔
- 卒業の唄
- 遥か
- BE FREE
- キセキ
- 道
ライブで初めて聞いてよかった曲
今回のライブで初めて知った曲で、いい曲がいっぱいあったので、そのいくつかを紹介したい。
元気がないときとか、めっちゃ効きまっせ。今もこれヘビロテで聴きながら、この記事書いてる。
ソラシド GReeeeN – ソラシド
暁の君に GReeeeN「暁の君に」ミュージック・ビデオ (Short ver.)
花唄 GReeeeN – 花唄
このライブのテーマは「学校」で、GReeeeNが10年生、観客は1年生〜10年生という設定だった。最初からファンだった人、途中からファンになった人も、みんな仲間だというメッセージだったのかな。
「この学校には卒業はない」と言ってたけど、それも「また会えるから」という意味だったんだろう。「卒業の唄」の曲の最後で、ランドセルを背負ったキッズダンサーたちが学校から帰っていくシーンがあったんだけど、そのキッズダンサーたちがまさにファン自身を表現してて、ライブの終わりを寂しく感じるファンを思って、「また会えるんだよ」と暗に伝えてるようで、しびれる演出だった。本当にファンを想ってるんだね。
アンコールでまさかの演出
15分近くアンコールの声援が鳴り止まず、アンコールスタート。またスクリーンに登場だと思ったら、なんと本人がステージに登場‼︎ 観客総立ち&発狂。
照明を暗くして、フードをかぶったり、シルエットだけしか見えなくて、顔は見えなかったけど、実際目の前でGReeeeNが歌ってる。彼らが観客の前に現れたのは初めてじゃないか。これだけファンがいるのに、その熱量を生で感じたくないのかな、と思ってたら、最後の最後で出て来た。
21曲は覆面で、最後の3曲だけ本人登場。10年間ファンの前に姿を見せたことなかったのに、10年目でみんなの前に現れるという奇跡。なんという憎い演出。そら、ファンも発狂して泣くわ。
やっぱり実際目の前で歌ってるのを聞くと、感じ方も全然違う。これだよ、これ。これを待ってた。
友人が言ってて気づいたけど、ライブのタイトル「あっ、リーナ、ども。はじめまして。『クリビツテンギョウ!? ル~デル~デ♪』」はこの演出を意図していたんだろう。
最後4人からそれぞれファンへメッセージが。今まで支えてくれたファンに対する感謝と、今までもこれからも背中を押したり、元気づけたり、ずっとそばにいるという誓いともいうべきものだった。
HIDEが自分たちを「影」と言っていたのが、素晴らしい表現だったな。光が射しているときは後ろで支えて、光がないときは前に現れて導く存在だと。「影」っていつもそばにいるもんね。
ファンへのメッセージ
「今日いろんな地方から集まってくれて、電車だったり飛行機だったり車だったり船だったり、遠くから時間をかけて集まってくれたみんなからの愛と、今回行きたくても行けなかったなという人たちの愛と、スタッフや関係者さんたちからの愛に包まれて、僕たちは今日この場所でみんなと同じ時間を過ごすことができました。本当にありがとうございます! これからも皆さんの日常の生活のなかで、僕たちの音楽が時々聞こえてきたりとか、心のどこかで僕らが寄り添えたりしていけるように、これからもがんばっていきますのでよろしくお願いします!」──92
<引用元>【ライブレポート】GReeeeN、10周年ライブで「みんなを愛してる」菅田将暉率いるグリーンボーイズも登場
「このステージに立てる日をずっとずっと心待ちにしていました。デビューから10年間、本当に応援ありがとうございます! デビューして最初の頃は、歯医者だけやりなさいとか、アーティストだけやりなさいとか、両立なんてできやしないとか、厳しい意見を言われたこともありましたが、ここまで続けてこられてこのステージに立っていられるのもここにいる皆さんのおかげです! 本当にありがとうございます! 僕たちはこれからも皆さんに愛と勇気をたくさんもらいながら、一歩一歩前へ前へ4人で突き進んで行きますので、応援よろしくお願いします!」──SOH
<引用元>【ライブレポート】GReeeeN、10周年ライブで「みんなを愛してる」菅田将暉率いるグリーンボーイズも登場
「いつも皆さんの温かい応援に励まされて、ここまで走り続けることができたと思っております。これからもこの4人でどんどん前に進んで、時には皆さんを引っ張ったり、皆さんに愛をもらったりして、GReeeeNとして続けていきたいと思ってますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。そして、僕たちをいつも影で支えてくれている友達や仲間達、スタッフ、関わってくれたすべての人たちにこの場をお借りして感謝の気持ちを言わせてください。本当にありがとうございます!」──navi
<引用元>【ライブレポート】GReeeeN、10周年ライブで「みんなを愛してる」菅田将暉率いるグリーンボーイズも登場
「僕らがそれぞれ歩いてきた道がありまして、その一本のそれぞれの道が合わさって今、大きな太い一本の道として皆さんに見ていただけるようにこの10年走ってきました。これから先もこの道はずーっと続いていきます。それは皆さんも一緒で、人生のなかで“自分”という道を歩いて行くなかで、時に交差したり一緒になったりする道があって。その進むべき道の先には未来とか希望っていう光が当たってると思うんですけど。僕ら5人…いや、4人のGReeeeNというのは、皆さんが照らした希望が後ろに影を作りますよね。そんないつも一緒にいる影でありたいと思っています。そして、皆さんが時に道を見失い希望の光が皆さんの後ろにあるような時は、目の前に影として現れて、“こっちじゃないの?”って先に歩きます。そうやってこれからも一緒に歩いて行けたらと思います。ひとつになって歩いて行きましょう。」──HIDE
<引用元>【ライブレポート】GReeeeN、10周年ライブで「みんなを愛してる」菅田将暉率いるグリーンボーイズも登場
あと、HIDEが最後「5人、いや4人で」って言ったの、お兄ちゃん(JIN、プロデューサー)のことだったね。ちゃんと伝わりました。
改めまして昨日は 本当にありがとうございました。
「ありがとう」が あの場に、来れた方 来られなかった方含めて ファンの全員に届くよう願いました。
今後とも 末永くよろしくお願い致します。
終わったあと、弟と楽屋で抱き合って泣きました
— JIN 🌞🌏🌛 (@JIN___X) 2017年1月8日
ライブが終わって
ライブが終わった後は放心状態。あらためて、彼らとファンの想いが会場で一つに結実した、本当に素晴らしいライブだった。
学生だった4人が苦難を乗り越え、ファンやいろんな人の支えや想いを受けながら、ついに夢を叶えた、「奇跡の瞬間」を目の当たりにしてしまった。夢を叶えた彼らの言葉は、水面に落ちる一粒の水滴のように心に沁み入って、波紋のように広がっていつまでも残る。
みんなのペンライトが無数に広がっている景色が蛍みたいに見えたのも、アンコールで「キセキ」を歌った時、最後の「君を愛してる」の後に、「みんなを愛してる」と歌ってたのも、全部全部どの瞬間も素敵で、感動的で、そこには最高に幸せな空気が流れていた。
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!