2018年ロシアW杯で破れた今考える、日本サッカーの未来。
公開日:2018/07/03 更新日:2019/10/03コロンビア戦と同じように部屋で1人で応援して、個人的にゲンを担いだつもりだったんだけど、負けてしまった。茫然。
一部の選手は温存して、川島も多少自信を取り戻して、準備万端。しかも、ベルギーは日本ナメてるし、日本はヨーロッパチームにはいい試合するからチャンスは十分あると思ってた。
でも、まだ足りないっすか、神様…。 どっかの漫画で読んだ「夢ってのはなかなか叶わないから夢って言うんだ」ってやつですか?
決勝トーナメント ベルギー戦
原口と乾のゴールはどちらも素晴らしく、美しかった。相手のボランチとDFの裏を突いて、人数や手数をあまりかけずにシュートまで持ち込んだ、研究し尽くされたゴールだった。たぶん西野さんの読み以上の結果だったんじゃないか。
後半2点取った後は、失点したあたりからすべてのペースが落ちてしまった(あのゴールはマジか、と思ったが)。ベルギーが1点取って勢いづき、中盤と前線がポジショニングを積極的に変えてきて、疲れからマークがゆるくなって、前線にいいボールが供給されるようになってしんどくなった。
同点になってからはピッチもベンチも動揺してたし、ロスタイムのCKも前がかりになりすぎてしまった。あと数分だったのにあの土壇場で時間稼ぎをすることが選べなかった。あの瞬間、選手もベンチもいつもの日本に戻ってしまった。
個のスキルとかよりも、経験、判断力なのか。
2018年ロシアW杯でのサッカー日本代表を振り返って
ただ、おそらく歴代のW杯でも一番期待されず、結果を出し、ずる賢く戦い、GLで温存までした、今回の日本代表は大幅に日本サッカーの歴史を前進させたと思う。
今まで親善試合でしか、いい試合ができなかった日本が、W杯の舞台で強国相手に自信持って戦って、自分たちのいつものサッカーをして、結果出すってことがいかにすごいことか。
まだプロリーグできて25年、何もできなかったW杯初出場から20年だからね。見ていてずっと誇らしかったよ。みんなヒーロー。今回は本当に悔しいけれど、この積み重ねがまた日本代表の力になるから。
今後は監督どうこう、選手どうこうより、日本サッカーがどうあるべきかという視点で、10年とか中長期に考えて行かないときつい。4年でこうもサッカーの潮流が変わるのに、それに合わせてばかりいたら、自分たちのスタイルが確立できないし、世界に勝てる日本サッカーにいつまでもならないだろう。
JFAは「世界に通用するサッカー」ではなくて、「世界に勝つためのサッカー」実現のためにしっかりしたビジョンを示す義務があると思う。
今大会のアイスランドが取り組んで成功したように、岡ちゃんがFC今治で今取り組んでいる「日本人に合った育成プログラム」が今後普及して、モデルケースとなってくれることを願う。それも結果出るの、10年後らしいけど。ビジネスと同じでイノベーションが必要だ。
自分が生きているであろう40年以内に日本はW杯優勝できるだろうか?
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