【シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ】ヒーローたちのオールスター大感謝祭!! (映画ネタバレ感想)
公開日:2016/06/19 更新日:2020/02/09大泉洋主演の『アイアムアヒーロー』も気になってたんですが、あまりいい評価を聞かず。アベンジャーズの続きも気になったので、見てきました。
今回も予告編やサイトなどはチェックせず、先入観なし。
どうやら、キャプテン・アメリカ第三弾目で完結編みたい。
全然完結してねーけど。
いやー、やっぱり最強のヒーローたちが集まってドンパチやるのは面白いね!しかも今度は仲間割れ。
新しいキャラクターも出てきて、ド派手なアクションが繰り広げられる。今までのアベンジャーズシリーズでも一番のアクション映画になってると思う。
それでは、映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の内容と感想を書いていきたい。
目次【記事の内容】
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の概要
2016年/アメリカ 上映時間:148分
原題:Captain America: Civil War
配給:ディズニー
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のキャスト
出演:クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のあらすじ
アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。
シネマトゥデイ
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の感想
マーベル史上最高の “興奮” と “面白さ” !!!
ヒーローのオールスターによる手に汗握るアクションシーン、アクションの緊張を和らげるためのハリウッドらしいジョーク、無理のないストーリー、巧妙な伏線の引き方で3時間という長さもまったく気にならないほど、のめり込む。
見終わったあとはジェットコースターに乗ったかのような爽快感。久しぶりにアクション見てて、リアルに手に汗かいた。男の子はみんな大好きになると思う、ほんと。
こんな映画見せられたら、日本でアクション見れないよ…。今回こそ、「日本よ、これが映画だ。」のコピーが合ってたんじゃなかろうか。
最初からフルスロットルのアクションシーン
最近のマーベル作品でテンプレ化してきた、のっけからのアクションシーン。わかっていても、ストーリーに一気に引き込まれる。
今回、スティーブ、ナターシャ、ファルコン、ワンダの4人だけで敵地に乗り込むんだけど、カメラワークとかテンポが秀逸で、何よりアクションシーンが本当に豊富!!
スティーブのアクションはいつも通り(盾強すぎ)なのでともかくとして、ナターシャは特殊能力ないのに動き速すぎて目が追いつかないし、ファルコンは空飛んでミサイル撃つとかほぼ人間戦闘機だし、ワンダの超能力は爆発を抑え込むし、で一切の出し惜しみなし!
これまで散々アクションシーン撮ってきたのに、“まだこんな面白く見せることできるんかい!”と驚いた。なんなんだ、あいつら(褒めてる)。
スーパーヒーローのオールスター大感謝祭
※以下、ネタバレ含みます。
そして、一番の見せどころはやっぱり後半の空港でのチーム・アイアンマン 対 チーム・キャプテン・アメリカ。今回はお互いの正義、信念と誤解によって、ヒーロー同士が対決することになるんだけど、メンツがヤバし。
意識を取り戻してキャプテンの親友に戻った「ウィンター・ソルジャー」、国王の父が殺され復讐に燃える「ブラックパンサー」、助っ人として急遽呼び出された「スパイダーマン」と「アントマン」。
6対6の対決なんだけど、それぞれの特長活かしたアクションになってて最高に興奮する。
これだけ登場人物いっぱいいて、空港という広大な舞台でハチャメチャに暴れてんのに誰がどこにいて、どういうアクションして、誰と対決してるかとかがずーっと明確。
そんな戦闘中の中でウィットに富んだジョークとか出てきて、クスっとするし、もうアクションの面白さとジョークの息抜きの緩急がものすごい勢いでつきまくってて、全体的にハリウッド映画のいいところ全部詰め込んだような作品になってる。
そもそもアントマン見てないから出てくるって知らなかったんだけど、小さくなって相手の中に入って機械ぶっ壊したり、デッカくなってみんな吹き飛ばしたり、「天下一武道会の悟空対マジュニア」を彷彿とさせる戦い方で楽しめた。
スパイダーマンが若くて、とにかくおしゃべりすぎるのはそれでいいアクセントになっていたからいいとして、ビジョンのチートさったら。ワンダ以外誰も止められないじゃん。
これでまだマイティー・ソー(クリス・ヘムズワース)とハルク(マーク・ラファロ)がいないということが信じられないぐらい、圧巻のアクションシーンでした。
最後まで緊張感を楽しめるストーリー
アベンジャーズのおかげで地球は救われてきたが、それと同時に甚大な被害を被った人間もいる。そこで、見かねた国連が管理下に置こうとするが、アイアンマンとキャプテンの間で意見が分かれ、さまざまな誤解もあり、対決になってしまう。
しかし、それはソコヴィア(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での戦い)で家族を失ったジモという男の計画によるもので、アベンジャーズに対する復讐だった、というストーリー。
途中で「?」と思うところも特になく、無理がなくてすんなり理解できた。「ジモ一人でアベンジャーズを引き裂くなんてすごすぎ。」というツッコミはあるものの、それぐらい。
バッキーが自動車事故を起こすシーンも冒頭、中盤、最後と丁寧に3回に分けて入れていて、冒頭のその直後に若かりしトニーが両親と最後に会話を交わしたシーンが出てくるあたり(あのテクノロジーは未来を感じさせてくれて、感動した)、伏線の引き方が実に巧妙で、後半ボディブローのように徐々に効いてくる。
最後に真相が解明されるあたりで観客が理解すると同時に、それ以上のショックを受けるような展開になっていて、よくこんなに緊張感保ちながら最後まで引っ張れたなぁと。見事な展開でした。
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