【デザインの解剖展2】来場者想いのわかりやすさと力の抜け具合が面白い「デザインの解剖展」感想・レポート
公開日:2016/10/20 更新日:2020/01/26前回の「デザインの解剖展」レポート1のつづき。
目次【記事の内容】
動画でないと伝わらないもの
1箱に入っているきのこの山を1粒ずつ撮影する、という狂気じみた動画。「一つも同じ形のないことがわかる」とあるが、それを知るためにどれぐらいの時間をかけたのか。
手前のレバーを上下左右に動かすと、パッケージを拡大縮小したりできる。単純だけど、やってみると楽しくなる
明治ブルガリアヨーグルト
パッケージの要素を分解したもの。こうやってレイヤーで見るとすごい
何だか忘れたが、ヨーグルトの容量らしい
明治チョコレート
パッケージの変遷。昔のは右からテキスト読んだり、ゴシックから筆記体になってたり、歴史を感じる
ものすごい大きいチョコレート
デザインの解剖展。これ、面白かった。明治ブルガリアヨーグルトの消費期限をドットで印字していく様を再現したもの。 #デザインの解剖展 #21_21DESIGNSIGHT pic.twitter.com/6zQGvAycUV
— Daiki Murakami (@sfcdaikick) 2016年10月15日
デザインの解剖展。これ、面白かった。明治ブルガリアヨーグルトの消費期限をドットで印字していく様を再現したもの。
明示ブルガリアヨーグルトじゃなくて、明治チョコレートでした
明治おいしい牛乳
ものすごい大きいおいしい牛乳
分解して言葉遊びができる積み木。なんだ、びだ牛乳って
左の円柱が乳牛が1年間に作る牛乳の量8,000kg。右の三角錐が1年間に排泄する糞尿の量18,000kg。インプットとアウトプットの比較
全商品の制作工程
商品がパッケージされる過程。社会科見学でよく見た光景
「デザインの解剖展」の感想
普段目にしている製品だけに、由来とか知るとへぇ〜っと納得してしまうものばかり。
アホみたいに細かくて、狂気さを感じた。無茶苦茶細かく分析してるのに、見切れないから要約を用意したり、いちいち親切で面白い。
それにしても、すさまじい調査と分析量。一体どれだけ時間かかったんだろう?
佐藤卓さんは知ってることを知らないことにすることを「既知の未知化」と言っていて、そうすることで想像力が膨らみ、表面的でなく、本質的なデザインに迫れると書いていた。一通りの展示を見て読むと納得させられるものだった。
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